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ウェブサイトの文字が小さすぎて見えない!大きくする方法

Tags: 文字サイズ, ウェブサイト, 表示設定, スマホ, ブラウザ

ウェブサイトを見ている時に、文字が小さすぎて読みにくいと感じることはありませんか。特にスマートフォンの画面だと、細かい文字を読むのが大変だと感じるかもしれません。

この記事では、インターネットで見ているウェブサイトの文字を大きくして、快適に読むためのいくつかの方法を分かりやすく説明します。ひとつずつ試して、ご自身に合った方法を見つけてください。

なぜウェブサイトの文字が小さく表示されるのか

ウェブサイトは、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、いろいろな画面サイズで見られるように作られています。そのため、画面のサイズによっては文字が小さく見えてしまうことがあります。

また、ウェブサイトを作る人によって、もともとの文字サイズが小さめに設定されている場合もあります。

このような時に、ご自身のスマートフォンの設定や、インターネットを見るときに使っているアプリ(「ブラウザ」と呼びます)の設定を変えることで、文字を大きく表示させることができます。

ウェブサイトの文字を大きくする方法

これから、文字を大きくするための具体的な方法をいくつかご紹介します。簡単なものから順番に試してみるのがおすすめです。

方法1:画面を指で広げて大きくする(ピンチ操作)

多くのスマートフォンやタブレットでは、ウェブサイトの画面を指で広げる操作(ピンチ操作)で、一時的に拡大することができます。

  1. 文字を大きくしたいウェブサイトの画面を開きます。
  2. 画面の上で、2本の指を触れさせます。
  3. そのまま指を離すように外側へ広げます。

これで画面全体が拡大され、文字も大きくなります。 縮小したい場合は、2本の指を画面に触れさせ、そのまま指を近づけるように内側へ動かしてください。

この方法は、見たい部分だけを一時的に拡大したい場合に便利です。ただし、別のページに移動したり、一度画面を閉じたりすると、また元のサイズに戻ってしまいます。

方法2:ブラウザの設定で文字サイズを変える

インターネットを見るときに使うアプリ(ブラウザ)には、表示する文字のサイズを調整できる機能があることがあります。よく使われるブラウザの例として、「Google Chrome」や「Safari」があります。

ブラウザの種類によって操作方法は少し異なりますが、多くの場合、「設定」やメニューの中に「文字サイズ」や「アクセシビリティ」といった項目があります。

(例:Google Chromeの場合)

  1. Google Chromeアプリを開きます。
  2. 画面の右上や右下にある「設定」やメニューのアイコン(点が3つ縦または横に並んだマークなど)をタップします。
  3. 表示されたメニューの中から「設定」を選んでタップします。
  4. 設定の画面の中から「アクセシビリティ」といった項目を探してタップします。
  5. 「文字サイズ」(または「テキストの拡大」など)という項目があるので、スライダーなどを動かして文字サイズを調整します。

この設定をすると、そのブラウザで見るほとんどのウェブサイトに設定が反映されます。ただし、特定のウェブサイトによっては、この設定がうまく効かない場合もあります。

方法3:スマートフォンの設定で文字サイズを大きくする

スマートフォンの設定で、画面に表示される文字全体の大きさを変えることができます。この設定をすると、ウェブサイトだけでなく、アプリの名前やメールの文字など、スマートフォンの画面に表示されるすべての文字が大きくなります。

お使いのスマートフォンがiPhone(アイフォン)かAndroid(アンドロイド)かで操作が異なります。

【iPhoneの場合】

  1. スマートフォンのホーム画面から「設定」アイコン(歯車のマーク)をタップします。
  2. 設定のリストの中から「画面表示と明るさ」を探してタップします。
  3. 「テキストサイズ変更」をタップします。
  4. 画面の下に表示されるスライダーを右に動かすと、文字が大きくなります。
  5. 画面の左上にある「<画面表示と明るさ」や「<設定」をタップして戻ると、設定が反映されています。 さらに文字を大きくしたい場合は、「太い文字」という設定をオンにすることもできます。

【Androidの場合】

  1. スマートフォンのホーム画面から「設定」アイコン(歯車のマーク)をタップします。
  2. 設定のリストの中から「ディスプレイ」や「画面設定」といった項目を探してタップします。(スマートフォンの機種によって名前が少し違うことがあります)
  3. 「フォントと表示サイズ」や「文字サイズ」といった項目を探してタップします。
  4. 画面の下に表示されるスライダーなどを動かして、文字のサイズを調整します。文字だけでなく、画面全体の表示サイズ(「表示サイズ」や「拡大レベル」など)を変えられる場合もあります。
  5. 設定画面を閉じると、設定が反映されています。

この方法を使うと、スマートフォンの画面全体の文字が見やすくなります。ただし、すべての文字が大きくなるため、画面に表示される情報量が少なくなる場合があることにご注意ください。

まとめ

ウェブサイトの文字が小さくて困ったときは、以下の3つの方法を試してみてください。

  1. 画面を指で広げる(ピンチ操作): 見たい部分を一時的に大きくする一番簡単な方法です。
  2. ブラウザの設定で文字サイズを変える: よく使うブラウザの文字サイズをまとめて調整できます。
  3. スマートフォンの設定で文字サイズを変える: スマートフォン全体の文字を大きくして、すべてを見やすくする方法です。

どの方法が一番使いやすいかは、人それぞれです。ぜひいくつかの方法を試して、インターネットを快適にご利用ください。もし操作中に分からないことが出てきたら、スマートフォンの取扱説明書を見たり、ご家族や詳しい人に聞いてみるのも良いでしょう。