ネットの「困った」解決帳

ウェブサイトのボタンが押せない・入力ができない!原因と対処法

Tags: ウェブサイト, 操作, トラブル, ブラウザ, 解決策, スマートフォン

インターネットを使って買い物や手続きをしようとした時、ウェブサイトのボタンをタップしても反応しない、文字を入力しようとしても何も書けない、といった困った状況に遭遇することがあります。せっかく目的のページにたどり着いたのに、先に進めなくなってしまうと戸惑ってしまいますね。

この記事では、ウェブサイトがうまく操作できない時に考えられる原因と、ご自身で試せる簡単な解決方法をいくつかご紹介します。順番に確認して、困った状況を解消しましょう。

ウェブサイトがうまく操作できない時にまず確認すること

ボタンが押せなかったり、文字が入力できなかったりする時、まず確認したい点がいくつかあります。

ウェブサイトの操作トラブルを解決する簡単な方法

インターネット接続に問題がないようであれば、次にこれからご紹介する方法を試してみてください。簡単なものから順に試してみるのがお勧めです。

1. 画面をもう一度読み込み直す(更新する)

ウェブサイトの表示がおかしくなっているだけかもしれません。一度、表示している画面を「読み込み直す」ことで問題が解決することがあります。

2. スマートフォンを再起動する

スマートフォンの調子が一時的に悪くなっている可能性も考えられます。一度、スマートフォン本体の電源を切り、もう一度電源を入れてみましょう。(「再起動」と言います。)

スマートフォンの再起動方法は機種によって異なりますが、多くの場合、本体の横や上にある電源ボタンを数秒間長押しすると、「電源を切る」「再起動」といったメニューが表示されます。そこで「再起動」を選んでください。

3. ブラウザアプリのキャッシュやCookieを削除してみる

ウェブサイトを見るためのアプリ(「ブラウザ」と言います。例えば「Safari」や「Chrome」など)は、一度見たウェブサイトの情報を一時的に保存しておきます。これを「キャッシュ」や「Cookie」と言います。この保存された情報が原因で、ウェブサイトがうまく表示されなかったり、操作がおかしくなったりすることがあります。

キャッシュやCookieを削除することで、ウェブサイトを「まっさらな状態」で見直すことができ、問題が解決する場合があります。

4. 別のブラウザアプリで開いてみる

もし可能であれば、普段お使いのブラウザとは別のブラウザアプリを使って、同じウェブサイトを開いて操作できるか試してみてください。例えば、普段Safariを使っているならChromeで開いてみる、Chromeを使っているならSafariで開いてみる、といった方法です。

特定のブラウザとの相性が悪く、うまく操作できない可能性も考えられます。

5. スマートフォンのOSやブラウザアプリを最新にする

お使いのスマートフォンの「OS(オペレーティングシステム)」や、インターネットを見るための「ブラウザアプリ」のバージョンが古いと、新しいウェブサイトの表示に対応できなかったり、不具合が起きたりすることがあります。

スマートフォンの設定から、OSのアップデートや、ブラウザアプリ(SafariやChromeなど)のアップデートを確認し、もし古い状態であれば最新の状態にしてみてください。アップデートすることで問題が解消されることがあります。

それでも解決しない場合は

上記の簡単な方法を試してもウェブサイトの操作がうまくいかない場合は、そのウェブサイト自体に何らかの問題が発生しているか、スマートフォンのより詳しい設定が影響している可能性も考えられます。

まとめ

ウェブサイトでボタンが押せなかったり、入力ができなかったりすると困ってしまいますが、慌てず、まずはこの記事でご紹介した簡単な方法から一つずつ試してみてください。画面の読み込み直しやスマートフォンの再起動、ブラウザのキャッシュ削除など、ご自身でできる操作で解決することが多くあります。

もし、これらの方法でも解決しない場合や、原因が分からない場合は、そのウェブサイトの提供元に相談することも考えてみましょう。インターネットを快適に利用するための一助となれば幸いです。