見ているスマホ画面をそのまま保存!『スクリーンショット』の便利な方法
インターネットを見ているときや、アプリを使っているときに、「この画面を後で見返したいな」「この情報、メモしておきたいな」と思うことはありませんか。例えば、お店のクーポン画面、地図アプリの経路、ウェブサイトの役立つ情報、友人との楽しいやり取りなど、様々な場面が考えられます。
手でメモを取るのも良い方法ですが、スマートフォンの画面に表示されているものを、まるで写真のようにそのまま「パシャッ」と簡単に記録できる、とても便利な機能があります。それが「スクリーンショット」です。
この記事では、スクリーンショット機能がどんな時に便利か、そしてスマートフォンの種類に応じた基本的な使い方を、分かりやすくご説明します。この機能を覚えると、日々のスマートフォン利用がもっと便利で快適になりますので、ぜひ最後までお読みください。
スクリーンショットとは、どんな時に便利なの?
「スクリーンショット」とは、スマートフォンやパソコンなどの画面に表示されている内容を、画像(写真データ)として保存する機能のことです。略して「スクショ」と呼ばれることもあります。
この機能は、次のような様々な場面で役に立ちます。
- 後で見返したいウェブサイトの記事や情報: レシピ、電車の時刻表、お店の営業時間など、知りたい情報を一時的に記録しておけます。
- アプリの操作方法や設定画面: 難しい操作で迷ったとき、画面を撮っておくと後で確認しやすくなります。
- エラーメッセージや問題の画面: 何かトラブルが起きたとき、表示されている画面を撮っておけば、詳しい人に相談する際に役立ちます。
- 地図や経路案内: 行き先の地図や、案内されている経路を保存しておけば、オフラインでも確認できます。
- クーポンやチケットの画面: お店で提示するクーポン画面などをすぐに表示できるように保存しておけます。
- 友人や家族との面白いやり取り: LINEなどのメッセージ画面を記念に保存しておきたいときにも使えます。
スクリーンショットを使えば、メモを取る手間が省け、必要な情報を手軽に保存しておけるので、とても便利な機能です。
スマートフォンでスクリーンショットを撮る基本的な方法
スクリーンショットを撮る方法は、お使いのスマートフォンの種類(iPhoneか、Androidスマートフォンか)によって少し異なります。一般的な方法をご紹介します。
どちらの方法も、スマートフォンの側面や上部にある「ボタン」をいくつか同時に押す操作が基本です。
iPhoneの場合
お使いのiPhoneに「ホームボタン」があるかないかで操作が少し変わります。
ホームボタンがないiPhone(顔認証などでロック解除するもの):
- 画面右側にある細長いボタン(サイドボタン)と、画面左側にある上下のボタンのうち、上のボタン(音量上げるボタン) を同時に、カチッと短く押します。
- 画面が一瞬白くなり、「カシャッ」というような音が鳴れば成功です。画面の左下に撮った画像の小さなプレビューが表示されることがあります。
ホームボタンがあるiPhone(指紋認証などでロック解除するもの):
- 画面の下側にある丸いボタン(ホームボタン)と、画面右側または上部にあるボタン(トップボタンまたはサイドボタン)を同時に、カチッと短く押します。
- 画面が一瞬白くなり、「カシャッ」というような音が鳴れば成功です。画面の左下に撮った画像の小さなプレビューが表示されることがあります。
Androidスマートフォンの場合
Androidスマートフォンは様々なメーカーから出ていますが、多くの機種で共通する基本的な操作方法があります。
- 画面の側面にあるボタンのうち、電源を入れたり切ったりするボタン(電源ボタン)と、音量を調節する上下のボタンのうち、下のボタン(音量下げるボタン) を同時に、数秒間長めに押します。
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画面が一瞬光ったり、縮小したりするような動きがあり、「カシャッ」というような音が鳴れば成功です。画面の上部に、撮った画像が保存されたことを知らせるマークが表示されることがあります。
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Androidスマートフォンは機種によって操作が異なる場合があります。上記のボタン操作でうまくいかない場合は、お使いの機種の名前と一緒に「スクリーンショット 撮り方」などの言葉でインターネット検索してみると、正確な方法が見つかることがあります。
- 機種によっては、画面を特定のジェスチャー(例: 手のひらで画面をなぞる)でスクリーンショットが撮れる設定になっている場合もあります。
撮ったスクリーンショットはどこに保存されるの?見方と使い方
スクリーンショットを撮ることに成功したら、その画像はスマートフォンの写真などが保存される場所に自動的に記録されます。
保存場所
撮ったスクリーンショットの画像は、通常、スマートフォンの「写真アプリ」や「ギャラリーアプリ」の中に保存されます。
- アプリ一覧の中から「写真」や「ギャラリー」といった名前のアプリを探して開いてみてください。
- 多くの場合、「スクリーンショット」という名前の特別なアルバムやフォルダが自動的に作られ、その中にまとめられて保存されます。
見方と使い方
- 「写真アプリ」や「ギャラリーアプリ」を開きます。
- アルバムやフォルダの一覧から「スクリーンショット」を選んで開くと、撮った画像を見ることができます。
- 見たい画像をタップすると、画面いっぱいに表示されます。
- 保存した画像を家族や友人に送りたい場合は、画面に表示される「共有ボタン」(上向きの矢印や、点のつながったマークなど)をタップし、LINEやメールなどの送り方を選ぶことができます。
スクリーンショットを使う上での補足と注意点
- 操作がうまくいかない場合: ボタンを同時に押すタイミングや、長押しする必要があるか(特にAndroid)などを確認してみてください。少し練習すると、コツがつかめるはずです。
- シャッター音について: スクリーンショットを撮ると「カシャッ」というような音が鳴る機種が多いです。これは、写真を撮ったことを周囲の人に知らせるための音で、多くの場合はスマートフォンの音量設定とは関係なく鳴り、消すことができません。公共の場所などで使う際は、周りの迷惑にならないように注意が必要です。
- 写り込みに注意: 画面に住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報などの個人情報が表示されている場合は、スクリーンショットでそのまま保存されてしまいます。これらの情報を誰かに見られたり送ったりする際は、写り込んでいる部分がないか十分に確認するようにしてください。
- 長い画面を撮りたい場合: 今表示されている画面よりもっと下の方まで含めた長い画面(ウェブサイト全体など)を一枚の画像として保存したい場合もあります。これを「スクロールスクリーンショット」や「ロングスクリーンショット」と呼び、対応している機種では特別な操作や機能で行うことができます。しかし、基本的なスクリーンショットよりは少し複雑になるため、まずは基本的な撮り方を覚えてから挑戦するのが良いでしょう。
まとめ
スマートフォンの「スクリーンショット」機能は、今見ている画面を簡単に画像として保存できる、とても便利な機能です。ウェブサイトの情報、アプリの画面、エラー表示など、様々な「困った」や「後で見返したい」を解決する手助けになります。
操作はスマートフォンのボタンをいくつか同時に押すだけ、と基本的には簡単です。撮った画像は「写真アプリ」や「ギャラリーアプリ」に保存されるので、いつでも見返すことができます。
この機能をぜひ活用して、スマートフォンの利用をさらに快適にしてみてください。