「パスワードを忘れた」場合の対処法 ~ログインできなくて困ったら読む記事~
パスワードを忘れてしまい、よく使っているウェブサイトやアプリにログインできなくなって、お困りではありませんか。
パスワードは、あなたの大切な情報を守るために必要ですが、たくさんありすぎて覚えていられないことも多いものです。うっかり忘れてしまっても、多くの場合は再びログインするための方法が用意されていますので、ご安心ください。
この記事では、パスワードを忘れてログインできなくなった時に、ご自身で解決するための一般的な手順と、試していただきたいことをご紹介します。
どのサービスのパスワードかを確認しましょう
まず、どのウェブサイトやアプリのパスワードを忘れてしまったのかをはっきりさせることが大切です。
例えば、インターネットショッピングのサイトなのか、メールを見るためのアプリなのか、それとも動画サイトなのかなど、サービスによってパスワードを再設定する方法が少しずつ異なります。
ログインしようとしている画面に、サービスの名前が表示されているかなどを確認してみてください。
パスワード再設定の入り口を見つけましょう
ほとんどのログイン画面には、「パスワードを忘れた場合」や「パスワードをお忘れですか」といったリンクが用意されています。
このリンクは、ログインボタンの近くや、パスワードを入力する欄の下などに表示されていることが多いです。指で画面をなぞって探してみてください。
この「パスワードを忘れた場合」というリンクをタップすると、パスワードを新しく設定するための手続きに進むことができます。
パスワード再設定の手順を進めましょう
「パスワードを忘れた場合」のリンクをタップすると、多くの場合、次のような手順でパスワードを再設定することになります。
- 本人確認を求められます
- 多くの場合、サービスに登録している「メールアドレス」や「電話番号」、「ユーザー名(ID)」などを入力するように求められます。これは、あなたがそのサービスの正式な利用者であることを確認するためです。
- 登録したメールアドレスなどが分からなくなってしまった場合は、少し困ってしまうかもしれませんが、まずは覚えている情報を入力してみてください。
- 再設定用の連絡が届きます
- 本人確認ができると、登録しているメールアドレス宛てに、パスワードを再設定するためのメールが送られてきたり、登録している電話番号宛てにSMS(ショートメッセージ)で番号が送られてきたりします。
- 送られてきたメールやSMSの中に、「パスワード再設定はこちら」といったリンクが記載されているか、あるいは画面に入力するための「確認コード(数字の羅列など)」が記載されています。
- 新しいパスワードを設定します
- メールやSMSに記載されたリンクをタップするか、確認コードを画面に入力して次に進みます。
- すると、「新しいパスワードを入力してください」という画面が表示されます。
- ここで、今後使う新しいパスワードをご自身で決め、入力します。確認のために、同じパスワードをもう一度入力する場合が多いです。
- 新しいパスワードは、他の人から推測されにくいもの(例えば、誕生日や名前だけではないもの)にすることをおすすめします。
- 再設定完了とログイン
- 新しいパスワードを設定すると、「パスワードの再設定が完了しました」といったメッセージが表示されます。
- これで、先ほど設定した新しいパスワードを使って、再びログインできるようになります。
メールが届かない場合の確認点
パスワード再設定のメールが届かない場合は、以下の点を確認してみてください。
- 入力したメールアドレスは正しいか:サービスに登録しているものと、入力したものが一致しているか確認します。
- 迷惑メールフォルダに入っていないか:再設定のメールが、自動的に「迷惑メール」として分けられてしまっている場合があります。メールアプリの「迷惑メール」フォルダや、「ゴミ箱」フォルダの中も確認してみてください。
- メールの受信設定:特定のメールアドレスからの受信を拒否する設定をしていないか確認します。
今後のためのパスワード管理について
一度パスワードを忘れてしまうと大変ですが、これを機に、いくつかのよく使うサービスのパスワードは、メモしておいたり、安全な場所に記録しておいたりすることも検討してみてください。ただし、他の人に見られないように十分注意が必要です。
また、いくつかの異なるサービスで全く同じパスワードを使い回していると、もしどれか一つのパスワードが漏れてしまった場合に、他のサービスも危険にさらされる可能性があります。できる範囲で、サービスごとに少しずつ異なるパスワードにするか、重要なサービスではパスワードを変えるなど工夫することも大切です。
どうしても解決しない場合
上記の手順を試してもパスワードの再設定がうまくいかない場合は、そのサービスの「お問い合わせ」や「ヘルプ」のページを探して、サポートに連絡してみることもできます。サービスによっては、本人確認のための別の方法(例えば、秘密の質問など)が用意されている場合もあります。
まとめ
パスワードを忘れても、多くの場合は「パスワードを忘れた場合」の手順で再設定し、再びログインできるようになります。慌てずに、まずはログイン画面に表示されている「パスワードを忘れた場合」のリンクを探してみてください。そして、画面の指示に沿って、登録しているメールアドレスなどを入力し、送られてくるメールやSMSを確認する手順を進めてみましょう。
もし途中でつまずいてしまっても、この記事の手順をもう一度見返したり、サービスの「ヘルプ」などを参考にしたりすることで、解決の糸口が見つかるはずです。困った時には、一つずつ落ち着いて試してみてください。