ネットの「困った」解決帳

インターネットを開くといつもの画面が出ない!最初に表示されるページを直す方法

Tags: インターネット, ブラウザ, ホームページ, 設定, トラブル解決

インターネットを使おうと、スマートフォンの画面にあるブラウザアプリ(インターネットを見るためのアプリ、例:地球のマークや方位磁石のマークなど)を立ち上げた時に、いつもと違うウェブサイトが表示されて困ったことはありませんか。

例えば、以前はよく見るニュースサイトだったのに、知らない検索画面になってしまったり、広告がたくさん出るページが表示されたり。どうすればいつもの画面に戻せるのか分からず、インターネットを使うのが億劫になってしまうこともあるかもしれません。

この記事では、ブラウザを開いた時に最初に表示されるページが勝手に変わってしまった場合の、確認する点と、いつものページに戻すための設定方法を分かりやすくご説明します。この記事を読むことで、安心してインターネットを使い始められるようになります。

インターネットの「最初の画面」とは?

インターネットを見るときに最初に表示されるページは、「スタートページ」や「ホームページ」と呼ばれています。このページは、お使いのブラウザアプリの設定で、好きなウェブサイトに自由に変えることができます。

もし、この設定が意図せず変わってしまうと、ブラウザを開くたびに違うページが表示されることになります。

なぜ「最初の画面」が変わってしまうことがあるのでしょうか?

いくつかの理由が考えられます。

理由が分からなくても大丈夫です。設定を元に戻す方法を知っていれば、またいつもの画面に戻すことができます。

いつもの画面に戻すための設定方法

お使いのスマートフォンに入っているブラウザアプリによって、設定の場所が少し異なります。代表的なブラウザでの一般的な設定方法をご紹介します。ご自身のスマートフォンの画面と見比べながら試してみてください。

多くの場合、設定はブラウザアプリの中を探します。

  1. お使いのブラウザアプリを開きます。
    • ホーム画面にある、インターネットを見るためのアプリ(例: Chrome, Safari, 標準ブラウザなど)をタップして開きます。
  2. 「設定」の画面を探します。
    • ブラウザの画面の右上や左下などにある、三本線(メニューボタン)や歯車のマークを探してみてください。
    • そのマークをタップすると、「設定」や「メニュー」といった項目が表示されることが多いです。
    • 「設定」をタップして開きます。
  3. 「ホームページ」や「スタートページ」に関する項目を探します。
    • 設定画面の中に、「ホームページ」「スタートページ」「新しいタブページ」といった名前の項目があるはずです。
    • この項目をタップします。
  4. 設定したいウェブサイトの住所(URL)を入力または選択します。
    • 「現在のページを使用」や「特定のページ」といった選択肢があるかもしれません。
    • 「特定のページ」を選んだ場合は、普段使いたいウェブサイトの住所(https://www.〇〇.com のような文字列)を入力する場所が出てきます。
    • 正確なウェブサイトの住所を慎重に入力してください。もし分からなければ、一度設定画面を閉じ、普段見たいウェブサイトを表示させた状態で、もう一度設定を開き、「現在のページを使用」やそれに近い項目を選んでみてください。
  5. 設定を保存または決定します。
    • 設定画面の右上や左下にある「完了」「保存」「OK」のようなボタンをタップして、設定を確定します。

これで設定は完了です。一度ブラウザアプリを閉じて、もう一度開いてみてください。設定したウェブサイトが最初に表示されるようになったか確認しましょう。

もし、設定画面が見つからない、または設定方法が分からない場合は、お使いのスマートフォンの機種やブラウザアプリの名前を調べて、「〇〇(機種名) ブラウザ ホームページ 設定」のようにインターネットで検索してみると、詳しい手順が見つかることがあります。

設定しても戻らない場合や、変な画面が表示され続ける場合

まれに、上記の設定を行ってもいつもの画面に戻らなかったり、別の変なページが表示されたりすることがあります。その場合は、以下の点も試してみてください。

まとめ

インターネットを開いた時に表示される最初の画面が変わってしまっても、多くの場合、ブラウザアプリの設定で元に戻すことができます。

この手順で、また快適にインターネットを利用できるようになります。もしうまくいかない場合でも、慌てずにスマートフォンを再起動したり、詳しい人に相談したりしてみてください。

インターネットは便利なものですが、予期せぬ表示に戸惑うこともあります。一つずつ確認しながら、ゆっくりと解決していきましょう。